水道施設の耐震化
水道施設の耐震化に関する取り組み
越谷・松伏水道企業団では、地震等の災害時においても安定して水道水の供給が可能となるよう耐震化を実施してきました。
平成21年度に北部配水場、平成26年度に築比地浄水場の耐震化が完了し、東部配水場の配水池耐震補強と設備更新工事が平成31年3月に完成しました。
また、配水管は優先順位を考慮したうえで、基幹管路や病院・避難所へつながる重要管路の耐震化を進め、安定した給水に努めます。
令和元年度末における配水池容量及び耐震化率
総配水池容量(m3) |
耐震化済容量(m3) |
耐震化率(%) |
---|---|---|
84,000 |
57,000 |
67.9% |
1.浄・配水場施設の耐震化について
(1)北部配水場(平成21年度完成)
(2)築比地浄水場(平成26年度に耐震補強工事が完成)
~施工中の様子~
コンクリートの増打や補強鉄筋などによる耐震補強工事を実施
(3)東部配水場(平成30年度に耐震補強工事が完了)
~施工中の様子~
PC配水池の底盤部に鉄筋を挿入する耐震補強工事を実施しています。
2.配水管の耐震化について
配水管は浄・配水場などの基幹施設と同様に、浄・配水場からの水道水を供給するための重要な施設です。
耐震性に優れたダクタイル鋳鉄管を全面的に採用し、計画的な更新を行っています。
ダクタイル鋳鉄管の曲げ実験の様子
(一社)日本ダクタイル鉄管協会 提供