水道の歴史
世界ではじめてできた水道
世界ではじめて水道ができたのは、今からおよそ2300年前の紀元前(きげんぜん)312年です。
イタリアにあるローマに建設されたアッピウス水道といわれています。
日本ではじめてできた水道
日本では、徳川家康が天正18年(1590年)に江戸で始めた小石川上水(こいしかわじょうすい)が最初といわれています。
家康の始めたこの小規模の小石川上水は、やがて大規模な神田上水(かんだじょうすい)へと発展します。
神田上水は、今も東京都にある井の頭池(いのがしらいけ)から20数キロメートルの水路(すいろ)を江戸市中に作りました。
その水路に石樋、木樋等によって水を流したのが本格的な水道の始まりといわれています。
しかし、現在のように、浄水場できれいにして家庭のじゃ口から水が出るようになったのは、今から130年ほど前の明治20年(1887年)10月17日に給水開始された横浜の水道です。これを「近代水道」といいます。
越谷と松伏の水道
越谷の水道は、昭和33年5月に旧越谷浄水場(今の越ヶ谷久伊豆神社の西側)から水を送り始めました。
越谷の水道が使えるようになってから50年以上経っています。
今の越ヶ谷、大沢、蒲生(一部)の商店街・住宅地を対象に1万5千人が水道を使えるようになりました。
松伏はもう少し後で、昭和37年3月から今の松伏、上赤岩、下赤岩、大川戸、田島、魚沼、金杉、築比地で水道が使えるようになりました。
企業団では、みなさんが、いつでも安心して飲める水をこれからも送り続けていきます。