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平成29年度予算の概要及び予算書

平成29年度予算の概要

 水道事業は、地方公営企業として、お客様からの水道料金を主な収入源として独立採算制で運営しています。このため事業の運営にあたっては、公共の福祉を増進するとともに、常に効率的な事業運営を図り、企業の経済性を発揮することが求められています。
 越谷・松伏水道企業団では、2年目となる「 水道事業マスタープラン 」の各施策の達成に向けて、予算及び実施計画を取りまとめました。将来を見据えた持続可能な水道事業の実現に向け、経営の一層の効率化と財政の安定化に努めていきます。

 

平成29年度予算の主な内容(基本方針と主要施策)

「強靭で安定した水道事業の構築を目指して」

 水道施設の耐震化と更新

・東部配水場について前年度の実施設計を踏まえ、平成29年度から2か年にわたり、耐震補強及び設備整備工事を実施します。

・築比地浄水場の耐震化及び設備更新工事等により浄水機能の強化が図られたことから、平成29年度から築比地浄水場系基幹管路の更新を実施します。また、北部配水場系基幹管路について、千間台駅南陸橋・鉄道軌道下の口径500ミリメートル管の更新を実施します。

・配水管の更新及び耐震化については、法定耐用年数40年を経過した管路を優先に、計画的かつ効率的に実施します。(平成29年度末の管路の耐震化率は約47.0%となる見込み)

・平成28年度から2か年の継続事業で実施している企業団庁舎の設備更新事業について、引き続き空調機器や動力制御盤等の更新を行います。
 

 危機管理対策の充実

・災害時の飲用水の確保を目的に給水区域内に23基設置している耐震型緊急用貯水槽の操作方法訓練を企業団職員と構成市町職員との合同で実施します。
 

 「安全な水の給水を目指して」

水質検査の徹底

・水の安全性については、水道水の安定供給に支障をきたす水質汚染事故等のリスクに対する監視や行動計画について定めた「水安全計画」に沿って、常に安全な水道水を供給できるよう努めます。

・水質検査精度の向上と検査結果の信頼性を確保するため、計画的に水質検査機器を更新します。


 良質な水道水の維持

・過去の洗浄データの分析結果を基に、リスクの高いエリアを中心に管洗浄を実施することで、濁水の発生防止に努めます。

・貯水槽水道については、適正管理を促すとともに、3階建てまでの建築物には直結直圧給水方式を、また、中高層建築物には直結増圧方式の採用を促進し、新鮮な水の供給が可能となる世帯が増加するよう引き続き普及・啓発に取り組みます。

 
「持続可能な水道事業経営を目指して」

 経営の効率化

・料金収納業務や浄・配水場運転管理の包括委託化など、官民連携の検討を進め、一層の経費縮減に努めます。

・水道事業の広域化については、埼玉県及び近隣事業体で構成する「埼玉県第2ブロック水道広域化実施検討部会」において、現状で実現可能な方策の実現に向け、引き続き連携を図ります。 


 給水収益の確保

・収納率向上に向け、悪質な未納者には給水停止措置や少額訴訟手続きを講ずることを検討するなど、引き続き未収金回収に努めます。


 人材の育成と技術の継承

・研修計画を定め、各種研修に積極的に参加し、事業運営に必要な専門的知識・技能の習得に努めます。

 
環境への配慮

・小水力発電設備と太陽光発電設備を活用し、温室効果ガスの排出抑制に努めるとともに、夜間に余剰となる電力を電力会社に売却し、再生可能エネルギーの活用に努めます。

・東部配水場の耐震化に併せて実施する設備更新において、電力量の削減を目指し、高効率なインバータ式ポンプ設備を導入します。

 
予算規模

業務の予定量

   

 

平成29年度

平成28年度

増 減

給水戸数

160,800戸

157,800戸

+3,000戸

1日平均配水量

103,014㎥

102,740㎥

+274㎥

年間配水量

37,600,000㎥

37,500,000㎥

+100,000㎥

     

予算の状況

収益的収支 :お客様に水道水をお届けするための財源と費用(消費税込み)   (単位:千円)

 

平成29年度

平成28年度

増 減

水道料金

6,755,200

6,750,200

+5,000

長期前受金戻入

762,400

739,400

+23,000

その他

321,400

313,400

+8,000

収入合計A

7,839,000

7,803,000

+36,000

埼玉県営水道から原水を購入する費用

2,290,000

2,280,000

+10,000

お客様に水をお届けするための費用

1,894,100

1,967,100

▲73,000

減価償却費

2,103,000

2,077,000

+26,000

支払利息

381,000

419,000

▲38,000

その他

225,900

235,900

▲10,000

支出合計B

6,894,000

6,979,000

▲85,000

収支差額(A-B)

945,000

824,000

+121,000

 

【収入】

 「水道料金」は、年間配水量の増などにより、前年度比500万円増の67億5,520万円を計上 しました。

 「長期前受金戻入」は前年度比2,300万円増の7億6,240万円となり、「その他」の収益を合わせた収入全体の合計は、前年度比3,600万円増の78億3,900万円となっています。

  

【支出】

 年間配水量は前年度比10万立方メートル増の3,760万立方メートルと見込み、「埼玉県営水道から原水を購入する費用」は、前年度比1,000万円増の22億9,000万円を計上しました。

 「お客様に水をお届けするための費用」は、浄・配水場の稼動や水道料金の収納などに係るもので、前年度比7,300万円減の18億9,410万円を計上しました。

 「減価償却費」は配水管などの償却費用で、前年度比2,600万円増の21億0,300万円を計上しました。

 「支払利息」は、主に国などからの借入金の利息で、前年度比3,800万円減の3億8,100万円を計上しました。

 「その他」の支出を合わせた支出全体の合計は、前年度比8,500万円減の68億9,400万円となっています。

 

資本的収支 :水道施設を整備するための財源と費用(消費税込み)         (単位:千円)

 

平成29年度

平成28年度

増 減

水道施設を更新・改良するための借入金

830,000

     +830,000

加入者分担金

700,000

680,000

+20,000

水道施設の耐震化するための国庫補助金

35,800

     +35,800

工事負担金

107,100

110,900

▲3,800

有価証券満期償還金等

400,100

400,100

     ±0

収入合計A

2,073,000

1,191,000

+882,000

水道施設を建設・改良するための費用

3,400,500

2,301,000

+1,099,500

借入金の返済 

1,263,500

1,219,000

+44,500

投資有価証券の購入

403,000

408,000

▲5,000

支出合計B

5,067,000

3,928,000

+1,139,000

収支差額(A-B)

▲2,994,000

▲2,737,000

▲257,000

※平成29年度の収支差し引きで不足する29億9,400万円は過年度損益勘定留保資金などで補てんします。損益勘定留保資金とは、減価償却費などによって留保されるもので、資本的支出の財源になります。

 

【収入】

 「水道施設を更新・改良するための借入金」は、築比地浄水場系及び北部配水場系の基幹管路更新工事、並びに東部配水場耐震補強及び設備整備工事に伴う財源として企業債を国などから借り入れるもので、8億3,000万円を計上しました。

 「加入者分担金」は、前年度比2,000万円増の7億円を計上しました。

 「水道施設を耐震化するための国庫補助金」は、東部配水場の耐震補強工事に係るもので、3,580万円を計上しました。

 「工事負担金」は、配水管布設等に係る越谷市及び松伏町からの負担金で、前年度比380万円減の1億710万円を計上しました。

 「有価証券満期償還金等」は、有価証券売却代金などで、前年度と同額4億10万円を計上しました。

 収入合計は、前年度比8億8,200万円増の20億7,300万円となっています。

 

【支出】

 浄・配水場及び配水管整備等に要する「水道施設を建設・改良するための費用」は、築比地浄水場系及び北部配水場系の基幹管路更新工事、東部配水場耐震補強及び設備整備工事、配水管布設替工事、配水管切廻し工事などの実施により、前年度比10億9,950万円増の34億50万円を計上しました。 

 「借入金の返済」は、国などからの借入金の償還元金で前年度比4,450万円増の12億6,350万円を計上しました。

 「投資有価証券の購入」は、資金運用のために購入する有価証券で、前年度比500万円減の4億300万円を計上しました。

 支出合計は、前年度比11億3,900万円増の50億 6,700万円となっています。

 

平成29年度越谷・松伏水道企業団予算書及び予算説明書[491KB pdfファイル] 

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