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平成28年度水道事業会計予算の概要

平成28年度予算の概要

 水道事業は、地方公営企業として、お客様からの水道料金を主な収入源として独立採算制で運営しています。このため事業の運営にあたっては、公共の福祉を増進するとともに、常に効率的な事業運営を図り、企業の経済性を発揮することが求められています。
 越谷・松伏水道企業団では、新たに「水道事業マスタープラン」を策定し、水道事業経営の基本理念を“世代(とき)を越え 命の水を送り続ける こしまつ水道”と定め、基本方針として、「強靭で安定した水道事業の構築を目指して」「安全な水の給水を目指して」「持続可能な水道事業経営を目指して」の3つの柱を掲げました。将来を見据えた持続可能な水道事業の実現に向け、経営の一層の効率化と財政の安定化に努めていきます。
 

平成28年度予算の主な内容(主要施策)

「強靭で安定した水道事業の構築を目指して」

水道施設の耐震化と更新

  • 前年度の総合耐震診断結果を踏まえて東部配水場の実施設計を行います。
     
  • 設置後42年が経過した築比地浄水場第3水源井戸の取水ポンプ設置等を更新します。 
     
  • 企業団庁舎の空調機器や受変電設置の老朽化が進んでいることから、平成28年度から2か年にわたり、庁舎設備整備更新工事を実施します。
      
  • 配水管の更新及び耐震化については、法定耐用年数40年を経過した管路を優先に、計画的かつ効率的に実施してます。(平成28年度末の管路の耐震化率は約46.4%となる見込み)

危機管理対策の充実

  • 災害時の飲用水の確保を目的に給水区域内に23基設置している耐震型緊急用貯水槽の操作方法訓練を企業団職員と構成市町職員との合同で実施します。 
「安全な水の給水を目指して」

 水質検査の徹底

  • 水の安全性については、水道水の安定供給に支障をきたす水質汚染事故等のリスクに対する監視や行動計画について定めた「水安全計画」に沿って常に安全な水道水を供給できるよう努めます。
  • 検査精度の向上と検査結果の信頼性を確保するため計画的に水質検査機器を購入します。

良質な水道水の維持

  • 過去の洗浄データの分析結果を基に、リスクの高いエリアを中心に管洗浄を実施することで、濁水の発生防止に努めます。
  • 貯水槽水道については、適正管理を促すとともに、3階建てまでの建築物には直結直圧給水方式を、また、中高層建築物には、直結増圧方式の採用を促進し、新鮮な水の供給が可能となる世帯が増加するよう引き続き普及・啓発に取り組みます。
「持続可能な水道事業経営を目指して」

経営の効率化

  • 料金収納業務や浄・配水場運転管理の包括委託化についての官民連携の検討を進め、一層の経費節減や給水サービスの向上に努めます。
  • 施設の更新にあたっては水需要を的確に捉え、統廃合やダウンサイジングなどを含めた合理的な整備手法を検討し、維持管理に係る経費の抑制などライフサイクルコストを重視した効率的な経営を目指していく必要があります。

給水収益の確保

  • 収納率向上に向け、未納の方には特別催告を実施し、悪質な場合には給水停止措置や支払督促の法的手段を講ずるなど、速やかな未収金回収に努めます。

人材の育成と技術の継承

  • 研修計画を定め、内部研修のほか、外部の研修にも積極的に参加し、事業運営・管理に必要な専門的知識・技能の習得に努めます。

環境への配慮

  • 小水力発電設備と太陽光発電設備を活用し、温室効果ガスの排出抑制に努めるとともに、夜の余剰となる電力を電力会社に売却し、再生可能エネルギーの活用に努めます。

 

予算規模

  業務の予定量

 

平成28度

平成27年度

増減

 給水戸数

157,800戸 

 154,200戸

+3,600戸 

1日平均配水量

102,740m3

102,459m3

+281m3

 年間配水量

37,500,000m3

37,500,000m3

±0m3

 

予算の状況

収益的収支:お客様に水道水をお届けするための財源と費用(消費税込み) 

                               単位:千円

 

平成28年度

平成27年度

増減

水道料金

6,750,200

6,800,200

▲50,000

その他

313,400

317,500

▲4,100

  長期前受金戻入

739,400 713,300 +26,100

   収入合計 A

7,803,000

7,831,000

▲28,000

埼玉県営水道から

原水を購入する費用

2,280,000

2,290,000

▲10,000

お客様に水をお届け

するための費用

1,967,100

2,056,000

▲88,900

減価償却費

2,077,000

1,988,000

+89,000

支払利息

419,000

456,600

▲37,600

 その他

   235,900

270,400

▲34,500

   支出合計 B

6,979,000

7,061,000

▲82,000

収支差額(A-B)

824,000

770,000

+54,000

【収入】
 「水道料金」は、近年の水需要の減少により前年度比5,000万円減の67億5,020万円を計上しました。
 「長期前受金戻入」は前年度比2,610万円増の7億3,940万円となり、「その他」収益を合わせた収入全体の合計は、前年度比2,800万円減の78億300万円となっています。
【支出】
 年間配水量は前年度同量の3,750万立方メートルと見込み、「埼玉県営水道から原水を購入する費用」は、前年度比1,000万円減の22億8,000万円を計上しました。
 「お客様に水をお届けするための費用」は、浄・配水場の稼働や水道料金の収納などに係るもので、前年度比8,890万円減の19億6,710万円を計上しました。
 「減価償却費」は配水管などの整備に伴うもので、前年度比8,900万円増の20億7,700万円を計上しました。
 「支払利息」は、主に国等からの借入金の利息で、前年度比3,760万円減の4億1,900万円を計上しました。
 「その他」を合わせた支出全体の合計は、前年度比8,200万円減の69億7,900万円となっています。

資本的収支:水道施設を整備するための費用と財源(消費税込み) 単位:千円

 

平成28年度

平成27年度

増減

工事負担金

110,900

85,900

+25,000

分担金

680,000

580,000

+100,000

有価証券の満期償還金等 400,100

1,000,100

▲600,000

  収入合計 A

1,191,000

1,666,000

▲475,000

水道施設を建設・改良するための費用

2,301,000

1,677,000

+624,000

借入金の返済

1,219,000

1,179,000

+40,000

投資有価証券の購入 408,000 1,015,000 ▲607,000

  支出合計 B

3,928,000

3,871,000

+57,000

収支差額(A-B)

▲2,737,000

▲2,205,000

+532,000

※平成28年度の収支差し引きで不足する27億3,700万円は過年度損益勘定留保資金などで補てんします。損益勘定留保資金とは、減価償却費などによって留保されるもので、資本的支出の財源になります。

【収入】
 「工事負担金」は、越谷市及び松伏町からの配水管布設等にかかる費用の負担金で、前年度比2,500万円増の1億1,1090万円を計上しました。
 「分担金」は、加入者分担金として、前年度比1億円増の6億8,000万円を計上し、「有価証券の満期償還金等」は、有価証券売却代金などとして、前年度比6億円減の4億10万円を計上しました。
 収入合計は、前年度比4億7,500万円減の11億9,100万円となっています。
【支出】
 浄・配水場及び配水管整備等に要する「水道施設を建設・改良するための費用」は、築比地浄水場の第3水源取水設備更新工事や配水管布設替工事及び配水管切廻し工事などの実施により、前年度比6億2,400万円増の23億100万円を計上しました。

 「投資有価証券の購入」は、有価証券の購入費で、前年度比6億700万円減の4億800万円を計上しました。
 「その他」を合わせた支出合計は、前年度比5,700万円増の39億2,800万円となっています。
 
 
 

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